うつ病チェックで高校生活を守る【症状がひどくなる前に治療】

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子どもでも発症する

悩む人

早期治療は吉

うつ病は、20代から30代の女性が発症することが多いです。しかし高校生など、青年期の少年少女が起こす問題行動が、実はうつ病の可能性があるということがわかっています。成人が発症するうつ病の診断基準を用いて青年期の少年少女を調べた研究は、1970年以降に何度も行われてきました。そして青年期に問題行動を起こす子どもは少数派であり、起こす子どもはうつ病である確率が高いことが明らかになりました。ですから、もし高校生で身体症状や精神症状が出ていれば病気の可能性を疑い、うつ病チェックを行ってみるのも良い方法です。うつ病チェックは、様々なサイトで公開しているチェックシートを使って行うことが可能です。当てはまる項目が多い場合は、精神科医に診てもらってください。うつ病チェックの項目は抑うつ気分に始まり、快楽喪失や食欲不振、不眠など、全9項目です。9項目の内、5項目以上当てはまればうつ病と診断されます。成人と違って、青年期では抑うつ気分が苛立ちや焦燥感に変わる場合があります。また、年齢が低いほど精神症状を他人に話すことは難しく、不登校や友人からの孤立など、身体症状が表立って出る子も珍しくありません。表に出ているのが激しい行動だけであっても、内側では抑うつ気分に悩まされている可能性もあるので、注意が必要です。うつ病は、脳内物質の分泌が緩慢になっていたり、滞っていたりするのが主な原因と考えられています。ですから、精神論だけでは治療できません。放置しておくと再発率を高め、状態が悪化していきがちなので、早期治療が望ましいです。高校生がサイトのうつ病チェックシートで5つ以上の項目に当てはまった場合でも、うつ病であるとは限りません。医師もうつ病チェックシートに該当する国際的な診断基準を用いて診察を行いますが、身体的な病が隠されている可能性もあると、多角的に診て診断します。高校生がうつ病などの精神障害と診断されると、成人以上にショックを受けるかもしれません。しかし、脳内物質の減少のように、体の奥で問題が起きているのが原因なので、それを調整してあげることで症状が治まります。精神障害は完治しにくく、一生コントロールを必要とするケースも少なくありません。うつ病も同様ですが、早めに見つかったことで、その先上手に生きられる可能性があります。うつ病になりやすい人は、どちらかというとネガティブ思考の人と考えられており、物事に対してできるだけポジティブに受け止めることを推奨されています。それでも、長く生きてきた成人にとっては、難しい場合も少なくありません。若い内にポジティブ思考を身に付けておけば、将来は明るいでしょう。思考の変換は、物事を多角的に見ることが大切です。自分にとって良くない物事に対してネガティブな感情が湧くのは当然ですが、過剰反応でないか、良い面はないかと考えるように練習していけば、ポジティブ思考を身に付けることが可能です。こうした練習は、精神科でも認知行動療法として行っています。保険適用の治療ですが、全てのクリニックで行っているわけではありません。もしこの治療を受けたければ、実施しているクリニックを受診してください。